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 ドラゴン大年表 

  昭和61年(1986年) UWFが参戦。前田と名勝負。待望の長女誕生。


●昭和61年(1986年)  32歳


 月日
新日本プロレス・全日本プロレス・国際プロレス・世界のプロレス藤波選手を中心としたプロレス関連の主な出来事
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1月4日
東京スポーツ新聞社の「プロレス大賞」授賞式がおこなわれ、藤波は「最高殊勲選手賞」を受賞。猪木は最優秀選手賞、努力賞に小林、大衆賞に上田も選ばれた。
プロレス大賞について
新春黄金シリーズ 開幕戦 1月5日 東京・大田区体育館▼45分1本勝負
  ○藤波(15分9秒・回転足折り固め)トニー・ロコ×  ※「回転エビ固め」という記録もあるが、誤り

 ・ 1月 3日  後楽園で、ニューイヤーダッシュ86・シリーズ開幕。猪木との対戦権
          をかけて、UWFの5選手でのリーグ戦が行われる。この日は、前田が
          高田に勝つ。藤波は木村とのタッグで、マッドマックスと対戦。猪木は
          ドゥーガンと両者リングアウト。
           このシリーズのパンフレット「闘魂スペシャル」は、表紙に紋付き袴姿の
          猪木と藤波の写真が起用された。
           画像リンク

 ・ 1月 4日  東京スポーツ新聞社の「プロレス大賞」でみごと「MVP」に輝いた。
           1974年からの受賞者では5人目となる。
                       
               1974年 アントニオ猪木
               1975年 ジャイアント馬場
               1976年 アントニオ猪木
               1977年 アントニオ猪木
               1978年 アントニオ猪木
               1979年 ジャイアント馬場(41歳)
               1980年 アントニオ猪木
               1981年 アントニオ猪木(38歳)
               1982年 タイガーマスク(25歳)
               1983年 ジャンボ鶴田
               1984年 ジャンボ鶴田
               1985年 藤波辰巳(32歳)

          ※この受賞までの「MVP」受賞者(2014年12月11日号「夕刊プロレス」より
           (年齢は最後の受賞時の年齢)


 ・ 1月 5日  新宿の京王プラザホテルで、藤波・木村の優勝激励会が開催され、
          初代タッグ王者であることを正式に認定される。
 ・ 1月14日  長州がテレビ番組「セーラー服通り」に出演。石野陽子、小堺一機ら
          と共演。体育の先生役で重量挙げを披露。

 ・ 1月16日  TBSラジオの「コサキン」で、「ドラゴン体操」が話題となる。
 ・ 1月24日  藤波は、静岡でケビン・フォン・エリックと一騎打ち。両者リングアウト。
 ・ 1月     藤波夫妻で、大阪三菱グループの浄水器「チェリー・ウオーター」のCM
          に出演。健康的な明るい夫婦の象徴として選ばれた。

 ・ 2月 5日  大阪城で、藤波・木村のもつIWGPタッグ選手権に、ケリー・ケビンの
          エリック兄弟が挑戦。軽快な動きの4者だが、藤波がケリーに足4の字をかけると
          ケリーは藤波の左膝にクロー攻撃。たまらず足4の字がはずれるという場面
          があった。藤波は「おきて破りの逆クロー」宣言もしていたが、ケリーがクローを
          だすと、場外で炸裂。木村がクローにつかまるも、がんばって、リングアウト勝ちで
          初防衛。なお、この日、UWF代表が、前田との延長戦を制した藤原に決定。
          
 ・ 2月 6日  両国でシリーズ最終戦。特別試合で猪木が藤原に勝つ。試合後に飛び込んだ
          前田が猪木に容赦のないキックを放つ。藤波はケリーと一騎打ちも両者リングア
          ウト。IWGPジュニアヘビーの王座には、コブラを破った越中が就く。

 ・ 2月12日  ハワイ遠征。藤波・木村組がホノルルで、サイクロンニグロ・イルミネ
          ーター組と対戦し、勝つ。

 ・ 2月22日  クロネコが京王プラザホテルで挙式。藤波夫妻が媒酌人となる。
 ・ 2月23日  テレビ朝日の番組「探検レストラン」に出演。第2回有名人ラーメン大賞で
          かおり夫人と一緒に「ドラゴン亭・最強ラーメン」を作る。調布の自宅から
          西麻布の鰻の店、代々木へと移動。コント赤信号や梨元らと共に、夜7時
          に開店ということであったが、朝6時から藤波ラーメンを食べるために並んだ
          ファンもいた。木村健吾が応援にかけつけた。この番組は北谷神社境内で
          収録され、優勝者の藤波には、「モスクワ・赤の広場でラーメンを」という
          権利(?)が与えられた。

 ・ 2月28日  熊谷で、ニューウエイブダッシュ86・シリーズ開幕。上田がジャッカルの
          マネージャーとして来日するも、シリーズ中にワカマツがジャッカルと結託
          していった。
 ・ 3月 1日  後楽園で新日とUWFが6人タッグで激突。藤波が高田を原爆固め
          で破る。
 ・ 3月17日  直方で、上田が日本陣営として登場。猪木・藤波とタッグを組む。
 ・ 3月21日  岐阜で、藤波・木村のIWGPタッグ選手権試合。アダムス・ジャッカル
          組みに勝ち、2度目の防衛。
           この日、猪木が上田と組み、前田・藤原組と対戦。猪木が前田と絡む
          のは珍しかった。

 ・ 3月26日  東京体育館で、イルミネーションマッチ。藤波は藤原と場外心中。
          上田馬之助が新日軍に助っ人参加。猪木の勝ち残り。
           新日本 猪木・藤波・木村・上田・星野
           UWF   前田・藤原・木戸・高田・山崎

 ・ 4月11日  後楽園でビッグファイターシリーズが開幕。

 ・ 4月中旬   猪木が中京テレビの番組「景山民夫の「大人気(おとなげ)セミナー」 
          に出演。スーパーマンの衣装を着て、プロレスについて、また、いじめに
          ついて語った。猪木夫婦の話題や、プロレスの興行日程に無頓着な面も
          暴露された。

 ・ 4月26日  熊本で藤波はスーパースターと一騎打ち。突如のドラゴンロケットに観客は大喝采。
          この日猪木がファール負けを喫し、これまたファンを驚かせた。(要詳細調査)

 ・ 4月29日  津で、前田とアンドレが不可解な闘い。猪木も飛び出してくる。
          アンドレはリング上に大の字になり、にやにや笑い、前田が興奮。
          星野に何事かを叫び、アンドレのヒザにキックを浴びせていた。

          「たいした試合じゃない。腰を痛めたアンドレが、前田の足をつか
           もうとして寝転がった。テレビで見せられるような試合でなかっ
           たから放送しなかっただけ」(藤波の話)

          メインは猪木・藤波組とマードック・スーパースター組。大技が
          飛び交い、猪木は流血までして会場を盛り上げた。最後は、藤波と
          マードックが場外でタイツを引っ張り合い両者リングアウト。
          猪木はリング上でスーパーに卍固めをかけ、この日のファンを満足
          させたという。まさにプロの試合であった。
              (この項は、津市大会を観戦したリボルバー内田さんのレポートによる)

 ・ 5月 1日  両国でシリーズ最終戦。 UWFとの5対5シングル決戦が行われた。
          藤波は藤原との対戦で額を割り流血。その後の大将戦で前田と戦う
          も、前田の額を狙った蹴りが面白いように決まり、ドラゴンスープレックス
          までも食ってしまう。サソリ固めや、逆片腕固めを決めて意地をみせるも、
          関節技や、大車輪キックが決まって、大流血の藤波を、見かねたレフェリーが試合をストップし、敗れる。
          ハンデキャップマッチのような状況で闘いぬいた試合だった。試合後も終了に納得のいかない大興奮の藤波
          は、止めに入った若手や坂口を押し返す暴れっぷりであった。解説席から
          リングに上がった小鉄や、猪木までも登場して、やっと引き下がった。

          リング上、マイクを持って、前田が「藤波さん。※&%$#※!」(聞き取れず)
          藤波「まだだだ。」   (まだだ、と言ったのか、前田と言ったのか、不明)

          試合後の藤波の話。
          「今日は負けても、心はさわやかです。今日を基点に新しい芽が出ます」

          なお、この日、猪木は上田と組み、アンドレ・ワカマツ組を破る。
          のちに、上田は「さすがは国際で鍛えた身体だ」と若松を褒める。

 ・ 5月16日  後楽園で、IWGPチャンピオンシリーズ開幕。藤波は、ケリー・フォン
          エリックと対戦。お互いにペースをつかめず。力の入った攻防で、ケリーの
          リズムでのドロップキックがきれいに決まる。突然クローが決まり、流れは
          ケリーに。藤波もクローで対抗するが、ストマッククローで逆転され、
          藤波の原爆固めが決まるも、返したケリーの首固めで敗れる。

 ・ 5月27日  福岡で、藤波はケリー・フォンエリックを逆さ押さえ込みで破る。

 ・ 5月29日  岡山で、藤波はマードックとリーグ公式戦。試合中に藤波のタイツの
          ひもが切れ、しかもマードックが藤波のタイツを下げてお尻を出した。
          藤波の集中力が欠け、見事に敗れた。
           藤波「ひものせいには、したくないけれど・・・」
          
 ・ 5月30日  広島で、藤波・木村組はマードック・スーパースター組を破り、
          IWGPタッグタイトル3度目の防衛。
           また、リーグ公式戦では、坂口が猪木にリングアウトで勝つ。

 ・ 6月 6日  札幌で、藤波・木村組がスヌーカ・サモアン組みに勝ち、IWGPタッグ
          タイトル4回目の防衛。

 ・ 6月12日  大阪城で、リーグ公式戦、藤波は前田と一騎打ち。両者KOとなる。

          この試合で、前田が秘密兵器・ヒザ固めを見せる。必死に藤波が耐えきると、
          容赦のないキックで藤波の顔面をねらい打ち。関節技とキックの波状攻撃。
          場内のドラゴンコールに後押しされて、弓矢固めを決めた藤波。さらにパイル
          ドライバー。しかし、前田のローキックが、藤波のヒザ裏に決まる。そしてまた
          顔面に。藤波はダウンの連続。前田の脇固め、ハイキック、ラッシュする前田。
          前田は、ヒザへの直角キック。ヒザ十字固め。藤波がサソリ固め。しかし、
          前田がミドルキックを連発。藤波をコーナーに追いつめ、縦回転のニールキック。
          これが、藤波の右目上に炸裂。藤波、大流血。

          前田のフルネルソン・スープレックス。藤波、必死にクリアー。
          前田は必殺のニールキック! しかし藤波もフライング・キック。両者が空中で交錯。
          頭からリングに落ちた前田。激しい衝撃が両者を襲い、空中弾の相打ちで、両者ノックアウト。

          この試合は、東京スポーツ新聞社の「プロレス大賞・年間最高試合」に
          選ばれる。藤波は、17針を縫う目の上の負傷のため、翌日からシリーズ全欠場。
          「前田の蹴りが凄すぎて、とてもよけられなかった」
           

 ・ 6月19日  両国でシリーズ最終戦。IWGP優勝戦。猪木がマードックを破り優勝。
 ・ 6月20日  京都で追撃戦。佐川急便杯争奪バトルロイヤルが行われ、アンドレが
          優勝。賞金1000万円を獲得。藤波は欠場。

 ・ 6月25日  この日放送のTBSラジオ「コサキン」に藤波がゲスト出演。「オリコン」の
          小池社長と共に、小堺・関根とトーク。

 ・ 7月 4日  後楽園で、バーニングスピリットインサマー・シリーズ開幕。この日、
          ジョージ高野が素顔に戻って参戦。また、プロレス入りが噂された
          元十両の琴天山が観戦、猪木とも握手をした。(結局、全日本入り)
          スティーブ・ウイリアムスが初来日。スミルノフも新日には初参戦。
          

 ・ 7月19日  後楽園大会。藤波は、後楽園球場でプロ野球オールスター第1戦を
          観戦。猪木・坂口・木村と共に、テレビのインタビューにも応じた。
          (この項、詳細調査中・後楽園大会があるため)

 ・ 7月22日  新潟で、猪木・藤波組はナガサキ・ポーゴ組と対戦し、反則勝ち。
          前田・木戸組は、ウイリアムス・スミルノフ組に敗れる。

 ・ 7月25日  秋田で、藤波・木村組はナガサキ・ポーゴ組を破り、IWGPタッグ
          タイトル5回目の防衛。健吾が脇腹を痛めていて、そこを徹底的にいたぶる
          ナガサキ組。マネージャーの若松までペイントをして、リングイン時から花束
          攻撃。試合のほとんどを木村がやられ、頑張りぬいて藤波が決めるという、
          場内が大興奮になった試合。なお、このタイトルの5回の防衛は最多となる。

 ・ 8月 5日  両国大会。藤波・木村組は、前田・木戸組に敗れ、IWGPタッグ
          タイトルの防衛に失敗。藤波をめがけて10発以上のキックの連射が
          みられ、藤波のサソリ狙いも、切り返す前田。さらに、前田のキック
          が顎に入り、健吾がもうろうとなる。前田のキックに「人間サンドバック」
          となった木村も意地を見せ、白熱した好勝負となった。前田の大車輪を
          かわして、足4の字で藤波が攻める。背木戸がハッスルして、藤波に
          コーナー上からニードロップ。最後は、木戸が健吾に、一瞬の足取り首
          固めを決めた。(記録では「変形首固め」で、のちの「キドクラッチ」)
          実況の古館は、前田の蹴りを「マジカル・ミステリー・トゥ」と表現。

           前田「UWFを前にしたら、常勝将軍なんか、ありえないんだ!」

          なお、猪木はウイリアムスに苦しめられながら、レフェリーのカウントが入って
          勝つ。

 ・ 8月 6日  名古屋でシリーズ最終戦。藤波はスミルノフと一騎打ち。じっくりとした
          正統派の闘いから、負傷している藤波の背中に攻撃の照準をしぼられ、
          スミルノフの背骨折り、らくだ固め、コブラに耐え抜き、最後はバックドロップ
          で勝つ。

 ・ 8月 9日  アメリカ遠征。ハワイ・ホノルルで、藤波・木村組は、ナガサキ・
          ポーゴ組に勝つ。(翌10日に猪木が海岸でブロディに襲撃される)
 ・ 8月12日  フロリダ州タンパ大会。藤波は木村と組み、USタッグタイトルに
          挑戦。藤波がカーンに、反則をとられ、ファビラスワンズからのタイトル
          奪取はならず。

 ・ 8月15日  テキサス州ダラス大会。藤波はWCWA世界ヘビー級王座に挑戦。
          反則をとられ、アダムスからのタイトル奪取はならず。

 ・ 8月17日  メキシコ大会。藤波は木村と組んで、カネック・フィッシュマン組と対戦。
          メキシコルールの3本勝負で、1本目はメキシコ流の試合展開に合わせながらも
          余裕で攻めつける。力の差が歴然で、加ネックはたまらず椅子を持ち出し、リング
          上でも乱打、さらに藤波の首に押し付け、どうみても反則勝ちだが、レフェリーは
           とらず。健吾が稲妻からフィッシュマンを体固め、藤波がサソリでカネックからギブアップ勝ち。
          2本目は凶器を使ったきたない攻めで、藤波も木村も体固め。
          決勝の3本目は、いきなり二人がかりで藤波をタオルで首絞め。少しだけ技の攻防もあり、
          カネックが藤波をメキシコ流のストレッチ、それを返した藤波の回転足折り固め。あざやかに決
          まっていたが、レフェリーはダブルフォールを宣言し、ひきわけ。
          その後も納得のいかない両者の小競り合いが続き、藤波が猪木流の「ダ〜」でリングを降りるも、
          また挑発するカネック。ついに「マスクと髪の毛をかけろ」と挑発するカネックに、藤波がリングに
          飛び込み、けちらす。それでも挑発するリング上に、しびれをきらせた他の覆面レスラー達が乱入。
          健吾とカネックを蹴り付け、大混乱に。なぜか、アグアイヨも暴れていた。

 ・ 8月25日  「ドラゴン・サマーキャンプ」が企画され、藤波はファンと八ヶ岳、
          清里高原へ。

 ・ 8月29日  後楽園でチャレンジスピリット86・シリーズ開幕。藤波・木村組は、
          前田・木戸組に挑戦するも、両者リングアウトで引き分け、IWGPタッグ
          タイトル奪回ならず。
 ・ 9月16日  大阪城で、猪木とブロディが60分時間切れ引き分け。新日とUWFとの
          5対5イルミネーションマッチが行われ、藤波は前田と両者リングアウト。
          高田が越中を破り、UWFの勝ち。

 ・ 9月19日  福岡で、藤波はブロディと一騎打ち。原爆固めで追い込むも、両者リン
          グアウト。なお、この日の生中継の放送が、金曜8時の「ワールド・プロレス
          リング」生中継の最後となった。
           日本プロレス中継時代から14年2か月間続いた「金8枠」における放送が終了し、
          同時に日本テレビが「金8枠」にプロレス中継が進出した1958年から続いてきた
          「金8枠」におけるプロレス中継も、28年の歴史に幕を下ろしたことになる。

 ・ 9月23日  後楽園で、藤波・木村組は前田・木戸組を破り、IWGPタッグ王座に返り
          咲く。
 ・ 9月25日  鹿島でシリーズ最終戦。猪木・藤波組はマックス組に勝つ。

 ・10月 6日  テレビ朝日のスタジオで9日の異種格闘技戦の公開スパーリングが
          行われた。木村が藤波と闘いたいと申し出るも、藤波は態度保留。
           
           このころ藤波は、深夜、前田を訪ねて話し合いをし、先輩として異種格闘技へ
           前向きの姿勢を持つよう説得し朝を迎えた。、

 ・10月 9日  両国で、INOKI闘魂LIVEパート1大会。猪木とスピンクスの異種格闘技
          戦。猪木は3ラウンドまでグローブをはめて闘う。8回に体固めで勝つ。
          レフェリーはガッツ石松。また、前田はニールセンとの異種格闘技戦。
          5回に逆片エビ固めで勝つ。レフェリーは山本小鉄がつとめた。なお、
          藤波はジャッカルを逆十字腕固めで破ったあと、放送席で前田の格闘技戦を
          解説した。この中で、藤波自身も格闘技戦に向けてのトレーニングを行って
          いたことと、スパーリング中に耳の鼓膜を破ってしまったことを話した。
          いろいろなうわさなど、ふしんかんす。てる。

 ・10月11日  広島の「あきの火祭り」で「新日本プロレスファン感謝祭」が行われた。
          綱引きやレスリング教室のあと、エキシビションマッチも行われ、
           ○船木(6分49秒・片エビ固め)野上×
           △橋本(10分時間切れ引き分け)蝶野△
          11人参加バトルロイヤル・決勝
           ○蝶野(5分23秒・エビ固め)橋本×
           △藤波・木村健(10分時間切れ引き分け)ランスフォンエリック・ジャッカル△
          選手の歌合戦(藤波も「古城」を歌い上げた) 質問コーナー
          猪木の挨拶と盛りだくさんのプログラムであった。

 ・10月13日  後楽園で、アントニ猪木レスラー生活25周年記念・闘魂シリーズ開幕。
          藤波は、凱旋帰国の武藤と対戦。最初こそ場外のイス攻撃で藤波に流血
          させる。だが、その後は雑な攻めで追い込むことができず、逆に攻め疲れ
          も見えてしまい、華麗な技も失敗がめだった。最後は藤波がいらつきながら
          逆さ押さえ込み。試合内容に不満の藤波は、控え室でも武藤に強烈な指導
          をした。
            
                                攻め込む場面もあったが・・

          リング上での藤波 「武藤! なんでもっと攻めてこないんだ!」

          なお、武藤は当初、ランスフォンエリックと対戦する予定であった。
          この日、控え室で、再度木村が藤波に対戦要求。藤波は態度保留。
          この日よりテレビ中継が「月曜8時」放映となる。

 ・10月20日  藤波は大和市で武藤と再戦。武藤も高速のソバットを出して、藤波を
          苦しめ、左足に目標を定めて積極的に攻め込む。
          先週よりは落ち着いて、大技も交えて攻め込むが、藤波には余裕も
          みえて、首固めに。

 ・10月27日  橿原で、藤波はコンガ・ザバーバリアンを原爆固めで破るも、
          相手の身体が流れ、藤波の歯が相手の背中に刺さってしまう。
          口を押さえながら、勝ち名乗りを受ける藤波に健吾が対戦要求。
          藤波は歯が折れただけでなく、上あごにもダメージ。さらに、腰痛も
          あって、翌日より欠場。バーバリアンも刺さったところが化膿してしばらく
          試合ができなかったという。

 ・11月 1日  全日本の七尾で輪島のデビュー戦。伝説のシンとの両者反則。
 ・11月 3日  後楽園でシリーズ最終戦。猪木がケビンフォンエリックと組み、
          木村・武藤組と対戦。勝負がついてからも、武藤を血だるまに
          する謎の試合をする。木村の人の良さも確認できる試合に。
          ウイリアムスとバーバリアンの一騎打ちも、迫力ある試合
          であった。藤波は欠場。

 ・11月 4日  藤波に長女誕生。美有と命名。

 ・11月14日  後楽園で、86ジャパンカップ争奪タッグリーグ戦シリーズ開幕。
          公式戦、藤波・武藤組は「悪の日和見主義」のワカマツマネージャーが先導
           したナガサキ・ポーゴ組に勝つ。
           藤波は歯が折れたところが完治せず、特別なマウスピースをはめての登場。
          このシリーズに参加予定のアンドレとブロディは来日せず。
               藤波「ブロディは、プロとして失格」

          

 ・11月18日  大田区体育館で、公式戦、藤波・武藤組は前田・木戸組に勝つ。
 ・11月24日  札幌でリーグ公式戦、藤波・武藤組は越中・高田組に反則負け。
          この日、坂口が前田と一騎打ちを行い、坂口の反則負け。
 ・12月 4日  大分・荷揚町大会で、公式戦、藤波・武藤組はマードック・スーパー
          スター組に敗れる。

 ・12月 8日  名古屋で公式戦、藤波・武藤組は猪木・藤原組と対戦。いきなりの藤原の
          奇襲攻撃からワキ固め、これでスピーディーな展開になり、藤波は猪木の足を鉄柱にぶつけ
          足4の字と武藤と共に猪木の足を攻め続ける。再三にわたって、コーナー
          上からニーを落とす藤波。武藤も躍進して、猪木の鉄拳制裁や、コブラをいなし
          目が離せないほどの展開になるが、攻め込んでいた武藤を猪木がバックドロップ
          から押さえ込んだ。
           なお、この日、ブロディとアンドレの一騎打ちが予定されていたが、幻の対戦となった。

 ・12月10日  藤波に一騎打ちを迫っていた木村健吾との対戦が大阪城で実現。
          終始余裕の試合展開から、回転エビ固めで勝つ。お互いに不本意な試合と
          なった。

           木村「うそだ・・・」

           藤波「あの回転エビ固めで決まってしまうとは・・・。健吾の実力は
               こんなもんじゃない」
          
           なお、この日のリーグ公式戦では、猪木・藤原組と前田・木戸組が対戦。
          試合前から、さまざまな憶測を呼んでいたが、猪木が前田にリングアウト
          負けとなった。

 ・12月11日  両国でシリーズ最終戦。優勝決定戦は猪木・藤原組と前田・木戸組
          の対戦となり、猪木組が優勝。
           藤波は武藤と組んで、ナガサキ・ポーゴ組に勝つ。若松の横やりにもめげず、
          乱戦の中での勝利。武藤の「月面水爆」(ボストーク宙返り)も決まる。
           収まらない若松・ナガサキ・ポーゴは柴田レフェリーや若手の大矢らを襲って
          憂さ晴らし。



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ラバーソウルみなみ