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週刊プロレス・増刊「闘いのエンターテイナー・藤波辰巳」
昭和59年(1984年)5月5日刊  定価800円


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特別付録の「ピクチャー・ソノシート」

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ソノシートには「WWFインターヘビー級選手権試合(1983年8月4日・蔵前)」の実況中継が録音されている。

それでは、まず、「内容の紹介」(もくじ)です。

誌面で、「ソノシートを聞きながら、ページをめくってください」とある。
1.巻頭から16ページにわたるフルカラーの写真による闘いの歴史

2,対談集  栃内良氏と「長州戦を語る」
         山本小鉄と「入門以来のこと」
        高千穂遙氏と「プロレスを語る」
3,藤波を語る  藤原喜明
           山本隆

4,ドラゴングラフティ 入門いらいの写真がずらり
5,ドラゴンは家庭人だった  野末陳平氏 かおり夫人
6,古風な藤波  お城のアルバム

7,写真集を制作中の 峰尾公喜氏
8,建築家の守田昌利氏と対談 
9,藤波辰巳が語るこれからのプロレス  
 あとがき

と、こんなに濃い内容です。

ほんの一部をご紹介します。


山本小鉄が語る藤波

目に浮かぶのは、学生服姿の彼なんですね。「こいつは、ひょっとしたら伸びるぞ」
そんな予感を感じさせるものを彼は持っていた。

もっと強くなってもなぁー、と思うとき、「お前、強くなったな」みたいな言い方を
さかんにしましたね。

彼のプロレス人生は「太らない」という悩みはあったかもしれませんが、
「プロレスそのもの」について悩んだことは、なかったんじゃないかな。

プロレスというのは奥が深い。彼がいくら試合のかけひきを勉強しても
勉強し足りることはない。

若手が昼寝していると枕元に冷蔵庫を持ってきてドアを開けっ放し。
寝てる奴のまゆげは真っ白。


高千穂遙氏との対談から

高千穂「なぜドラゴンスープレックスをやめてしまったんですか?」

藤波「チャボゲレロの弟のアーマンドゲレロという選手にドラゴンを使ったんですけど、
受け身をとれない技ですから、その時ゲレロは舌をかんで引っ込んでしまいました。
そのときは、山本さんがすぐに飛び込んで舌を出してくれたんですが、プロレスは
殺し合いじゃないですから・・・」

高千穂「イワンコロフにもかけましたよね」
藤波「はい」

高千穂「かけられたコロフが、なんて技があるんだ、と驚いている表情でしたが、
そんな技に耐えられないと言うのはレスラーが悪いと思うのですよ。一度、
長州選手にもかけてみたらどうですか」

藤波「そうですね。その体制に入っただけで、抵抗するでしょうから」

高千穂「むりやりやると、やっぱりだめなんですか?」
藤波「タイミングがあわないと、自分のダメージも大きくなりますから」


藤波の「あとがき」から

いままでのプロレス雑誌にないものができそうで、発売日が楽しみです。
峰尾さんのスタジオで出会った外人の子どもが愉快で楽しかったですね。

自宅の撮影の時、買い物をさせられましたが、あれくらいは手伝ってます。
女房の「ケガだけは正直に言ってほしい」には、まいりました。陳平さん、
「ぜったいに離婚はない」にはご期待にそえると思います。(笑)

山本小鉄さん、「お前、うまくなったなあ」あれは「おだて作戦」だったので
すか。初耳でした。 藤原さん、本当に一度、闘ってみたいですね。
おれは、闘い終わったらどんな印象が残るかな。高千穂遙さん、今度、
現在のプロレスラーをモデルにしたプロレス小説を書いて、直木賞なんか
を狙って下さい。守田さん、朝早くから引っぱり出してスミマセンでした。

最後に、この本に参加してくれたみなさんに感謝します。(84.4.9藤波談)


★特別におまけの画像です。★


43ページより


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ラバーソウルみなみ