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●雑誌「スコラ」でプロレス特集

「スコラ」1984年5月10日号


スコラ表紙・岡田有希子

な、なんと、表紙は岡田有希子だっ!



「火の玉プロレススペシャル」は、どーんと16ページ!

アントニオ猪木  5ページ
藤波辰巳  3ページ
プロレス界の話題  2ページ
古館伊知郎  2ページ
長州力   3ページ
のワイド特集だ。

藤波、悪玉宣言とありますが?



雪の札幌事件から始まり、エストラーダに勝ってWWWFジュニアのチャンピオンになった話、
さらには、最近のクーデターの話。
長州戦にリングアウトで勝って、タイトル奪回に成功してもベルトを腰に巻かなかった理由
、などなどが、藤波のインタビューも織り込む形で展開されている。

プロレスファンにとっては、ことさら新しい内容はないが、一般にもわかるように、くふうされている。

クーデター関連では、
「藤波をはじめ、他のレスラーたちにも、資金の融通をお願いしたことがあった」(元新日本プロレス関係者)
という発言から、藤波が選手会のまとめ役として、中間管理職として悪者にされたとある。

雪の札幌中島事件について、
藤波「レスラーは、リング上で自分をさらけだしているんです。一生懸命やろうとした選手権試合を、
あんな形でこわされて、カーッとしたんです。しかも、大事な選手権試合を守ってくれなかった会社に無性に腹が立って
「こんな会社いつでもやめてやる」といってしまったんです。悔しかった」

長州に勝ってもベルトを巻かず、返上するといったことに対しては、
藤波「レスラーというのは、ときどき、意地になるときがあるんです」

最後は、「猪木さんを倒すことが恩返しだと思っています」という藤波のことばでしめられている。


この特集のほかの部分・発言からピックアップ

●猪木

「いつだって、引退してやる。でも、誰が俺のあとを継ぐのだ?」
「新団体への移籍などありえない。新間の、猪木はユニバーサルにあがる、
なんてなんの関係もない」

「アックスボンバーのタイミングを外す研究をしている。
今年の敵は、ホーガンでもアンドレでもない、俺自身だ。
俺が自分に愛想をつかしたら、それで終わりだからね。
今度のIWGPは、俺のプロレス人生をかける」

●長州

「あんた、プロボクシングのタイトルマッチの控え室にも、
平気で出入りしてインタビューするのか?」

「猪木さんは、とてつもなく大きい存在。だが、いつまでも猪木さんに
甘えているわけには殺かない(原文のママ)」


●模擬実況


古館「おおっっと、花道から一陣の黒い影、誰だ!? 藤波辰巳だ。
まさに、戦乱のプロレスは過激なサバイバルマッチの様相を展開!
掟破りの藤波の逆サソリが、ささくれだった逆断層の様相を表出!のっぴきならない状態だあ」
小鉄「長州選手も、藤波選手も、あまり感情的にならない方がいいですね」

古館「思えば、長州力が、俺はおまえのかませ犬ではないと下克上発言をして以来、
新日正規軍と維新軍との全面対決に突入。
おおおっと、ここで、アニマル浜口、谷津嘉章、小林邦明の無政府主義者たちが、
ハゲタカの群のように藤波を襲ったあ。無法乱入、無法乱入。
まさに、月下美人の花びらの戦乱のプロレス模様が、
一陣の疾風となって、戦慄のメロディを奏でるう!
山本さん、このままでは藤波選手が危険ですねえ!」
小鉄「闘っているのは、長州選手と藤原選手のふたりですからね、
レフェリーは厳しくチェックしなければなりません」

ボケとツッコミの妙技


    



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ラバーソウルみなみ 2001.8.8up